Send LOVE Projectは、東日本大震災時に、復興支援活動のために設立された任意団体です。
代表の石井希尚が取締役代表を務める『株式会社コミティッド』が2011年3月の震災直後から支援活動を開始し、2012年7月、任意団体『Send LOVE Project』設立へと至りました。
株式会社コミティッドは、1995年阪神淡路大震災の際、神戸復興支援のためのチャリティーコンサート『ゴスペルフェスタ』を開催するために代表の石井夫妻がアメリカから帰国し、地域に根ざしたコミュニティーとして『キックバックカフェ』をスタートした事に端を発しています。
その後のスマトラ沖地震、中越地震、南米地震においても、復興支援に取り組んで参りました。(「これまでの支援活動の取り組み」記事参照)
2011年の東日本大震災におきましては、震災の翌日に代表の石井夫妻が渡米し、米国において親睦の深いアーティスト、関係者、団体各社から集まる援助の窓口として活動いたしました。 また、石井が定期的に番組出演をしていた関係で、IBC岩手放送の方々とも連携しながら、復興援助の働きを進めさせていただきました。
具体的な支援としましては、皆様からお預かりした援助物資を、直接陸前高田市の復興対策窓口にお届けさせていただきました。
(現在、支援物資の募集は行っておりません)
また心ある取引業者の方々から提供された食材を使った暖かいお食事や、カフェのメニューである焼き菓子やコーヒーなどを、直接現地の方々にお届けする『モバイル・キックバックカフェ』を派遣させていただきました。
また物質的なサポート以上に必要とされるメンタルケアのため、子供向けイベント『キッズフェスタ』や、音楽イベント『ゴスペルフェスタ』も開催。10月には、陸前高田市・広田地区の黒崎神社例祭において、石井夫妻を中心としたゴスペルユニット『HEAVENESE』が奉納演奏もさせていただく運びとなりました。
2011年11月には、陸前高田市からの後援を得て、ロサンゼルスにて復興支援ライブツアーを開催し、その際には、陸前高田市からお預かりした感謝状を、在ロサンゼルス日本国領事館にお届けさせていただきました。
続けて2012年10月にも、陸前高田市と岩手県教育委員会の後援を受け、2年目のアメリカツアーを実施いたしました。
これらの働きは、現在も継続させていただいております。
この度の熊本地震発生をうけ、Send Love Project 熊本事務局を開設し、地震発生直後から、炊き出しなどの働きに加え、救援物資の供給、また、要望のあった方のお宅に個別に訪問し、状況のヒアリングをし、精神面でのケアを行うなどの働きを実施しております。
被災された方への必要は刻一刻と移り変わっていきますが、Send Love Projectでは、現地にて確実にその必要に応え、地に足のついた息の長い支援を継続的に行ってまいりたいと考えています。
何卒みなさまの御協力をお願い申し上げます。
2016年4月 Send LOVE Project