ヴィーガンカフェは突然始まった

弊社はもともとヴィーガン料理を提供するカフェを運営しようと計画していたわけではありませんでした。

仙川のkick back cafeも今のようなヴィーガンフードやスウィーツを提供していたわけではありません。

ところが、オーナー夫妻の食と健康への取り組みが、不思議な流れでヴィーガンカフェへの道を開いたのでした。

それは2007年の事でした。音楽活動のために渡米中だったオーナー夫妻が、ロス・アンジェルスで行きつけのオーガニックストアで買い物をしていた時の事です。成分表を細かく見ていたオーナー夫妻に「ほら、このメーカーのこれがいいんですよ」と話しかけてきた女性がいました。

彼女は脳腫瘍を患っていて、医者からも見放されていたのだけれども、断食をして体の毒素を抜いてから、食事を完全に変えた事で、治ってしまったというのです。

だから彼女は何を体に入れるべきか、何を入れないべきかということには、最新の注意を払っているともいっていました。

食べ物だけでなく、化粧水や乳液など、直接つけるものにいたるまで、原材料を細かくチェックしていました。

その彼女の口から出てきた言葉が「ヴィーガン」だったのです。

聞きなれない言葉でしたが、あとからよく調べてみると、原材料に動物由来の素材を一切使っていないものだということを知りました。

そして折しも、アメリカではマドンナやセレブたちが、ヴィーガンスタイルを始めたことで広く認知され流行し始めていた時だったのです。

そんなことがあってすぐのこと。

旅行で京都を訪れたオーナー夫妻が、自然食系のレストランをを探していると、ヴィーガン料理を出しているカフェがあるとわかり、食事に行ったのです。

日本でもやっているところがあるんだなあ、、、そんなことを思いながら帰宅してしばらくすると、なんとそのカフェのオーナーさんが、キックバックカフェに来店されたのです。

そして、驚いたことに「仙川に住んでいる」というではありませんか。

以前は京都在住だったけれども、今は結婚して仙川にいて、京都のスタッフに任せているというのです。

「仙川駅前で、ヴィーガンマフィン始めましたっていうチラシを受け取って来てみたんです!」

弊社が初めて取り組んだ、乳製品

など動物由来の素材を一切使わないマフィン。

そのチラシを受け取ったので来たというのですね。なんという偶然!

しかし驚きはこれだけではありませんでした。

その数週間後、再び来店されたオーナーさんが、こう切り出したのです。

「実は、夫の都合でアメリカに移住することになったので、カフェの経営から身を引くのだけれども、お客様もついているし、そのスタイルを残したままカフェを生き継いでもらえないでしょうか」と。

日本ではヴィーガンという言葉も知られていません。当時はまだほとんど誰も知らない状態でした。ですから、オーナーさんとしてもなんとかヴィーガンスタイルを残したかったのですね。

そういうわけで、弊社はひょんなことから、すでに百万遍に存在していたカフェを全面リニューアルし、装いも新たに新しいカフェとしてスタートしたのでした。

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