2013/11/23 サポートセンター「鴎」オープニングイベント＠大船渡

生活支援の専門スタッフに相談したり、地域の方々同士で交流したりできる場所です。







































2012年6月より大船渡市から委託を受け、医療法人勝久会　気仙苑内で活動を続けていらっしゃいましたが、
この度新しい拠点を新設し、より地域の方々の身近な場所でオープンしました。
そのオープニングイベントでは、キックバックカフェのカフェコーナーと、その場で点てたお抹茶を楽しめるお茶処、
そして子供たちのための忍者修行ゲームコーナーが開かれ、
おじいちゃんおばあちゃんから子供たちまでたくさんの地域の方々が集まってくださいました。
イベントがスタートして人が集まり始めた頃、司会の忍者が登場し、きっずふぇすた恒例の「忍者体操」をやったのですが、
子供たちだけでなく、おじいちゃんおばあちゃんの皆さんまでノリノリで参加。
会場全体が和やかな雰囲気になりました。


忍者体操が終わると、子供たちは忍者修行ゲームコーナーへ。
ゲームブースを室内と野外に設置してあり、ゲームをたくさんクリアすると、
忍者マスターになって忍者とお揃いの忍者シールをもらうことができます。
子供たちは夢中になって遊んでくれました。




「すぐ帰ってくると思って一人で行かせたのに、なかなか帰ってこないから見に来ました」という近所のお母さんもいました。
忍者と子供たちが走り回って遊んでいるのを見つめるお母さんたちも
「子供たちが走ったり遊んだりできる場所が少なくなり、こんなに体を動かして楽しそうにしている姿を見られて良かった。」
と言ってくださいました。
他にも、90歳のおばあちゃんが自ら頬に忍者シールをつけて「90歳の忍者でーす！」と盛り上げてくださいました。
「サポートセンターのことをまだよくわからない近所のお友達にみんな声かけて連れてきたのよ。」
という、素敵なおばあちゃんでした。




















お抹茶コーナーも大人気で、たくさんの方々に喜んでいただけました。
混んでお待たせしてしまった時には、以前お茶を習っていたという方が、進んでお手伝いしてくださりました。
地域の方々のやさしさにふれ、感謝の思いでいっぱいです。



お抹茶やキックバックカフェのドリンク・スウィーツを楽しみながら、そばで元気に遊ぶ子供たちの姿を
微笑ましく見ているおばあちゃんたちの姿を見ることができました。
皆さん笑顔でしたが、話を聞くと、
「震災の時、家の中はぐちゃぐちゃだった。」
「すぐそこまで水がきた。」と震災当時の話をしてくださいました。
「震災があったから、こうやって来られる方がいて、本当に有り難い。
子供たちには感謝を返せる人になるように言っているんですよ。」とおっしゃる方も。

職員の方々にも、予想以上の来場者数と盛り上がりに喜んでいただけたようで、
このように新たな門出をお祝いすることができて私たちも嬉しく思います。
あたたかいスタッフがいつも迎えてくれる「鴎」がこれからますます地域に根差し、
地域の方々の憩いと癒しの場となっていきますように。

（佐々木）

大船渡南地区サポートセンター鴎
住所 〒022-0002 岩手県大船渡市大船渡町字明神前17－3 
TEL 0192-27-0207

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赤い羽根「災害ボランティア・NPO活動」助成事業として、
活動費の一部を中央共同募金会より助成していただいています。