秋晴れの素晴らしいお天気にも恵まれた中、陸前高田市の浄土寺で行われた被災者支援イベントに、
キックバックカフェも参加させていただきました。
早朝にも関わらず、到着した我々を、温かい笑顔と美味しい朝食で、陸前高田出身のスタッフの両親が迎えてくださいました。
フカフカのお布団まで用意してくださり、バッチリ充電して、いざ浄土寺へ。
会場に到着すると、モバイルキックバックを手伝うために、一ノ関から駆けつけてくれたKUMAちゃん(熊谷君)の姿が!
いつか地元でカフェをやりたいと言っている彼は、浄土寺の住職、菅原さんご夫妻の息子さんと同級生だったそうです。
その他にも来ている方から「タバコ屋のこうちゃんじゃない!」と声をかけられることもしばしば。
住職の菅原さんご夫妻はお寺が被災し、すぐ下にあった幼稚園も流され廃園になってしまった経験をもつ被災者であるにもかかわらず、
地域の人々の心の拠り所になるようにと支援活動を続けていらっしゃいます。
敷地内には 他県から来た浄土宗の支援団体の方々が、芋煮、おむすび、たこ焼きを提供するため、11時の開店を目指し準備をしていました。
淑徳大学の先生やボランティアの学生さんも、入浴剤を手作りするブースで地域の方々を迎えていました。
11時から12時の説法が終わるとたくさんの方々が来てくださり、たくさん用意したチーズケーキは瞬く間になくなり、
温かいコーヒーやほうじ茶を待つ長ーい列が出来上がっていました。
「もう無くなっちゃったのね。」「食べられなくて残念だったわー。」という声をいただき、
スタッフ間では「もっとたくさん用意していけたらよかったね」(涙)と。
余裕をもって用意して行った紙コップやコーヒーなども無くなってしまい、買い足すため走りました。
13時半から15時までの説法が終わり、その時にもコーヒーとほうじ茶を用意して待っていると
「お話聞いていて、喉がすごく乾いていたから本当に嬉しいわ。」という声や何度も「美味しいー。美味しい。」と言いながら、
幸せそうな笑顔を見せてくださるおばあちゃんの姿に、こちらも心が温かくなりました。
被災地に行って感じるのは、行く私たちの方が、その土地の方々から多くのものをいただいているということ。
出会う方々は、みんな素敵な笑顔で迎えてくださるんです。
今も先が見えず、仮設住宅で不自由な生活を送っていたり、大切な方を失い辛い気持ちを抱えているだろうに、ニコニコ笑いながらおしゃべりしてくれる。
人々の強さとあたたかさに触れて、こちらが感謝の気持ちでいっぱいになります。
住職夫妻や浄土宗関係の方々に本当に良くしていただき、お寺を後にして広田仮設住宅の元自治会長、菅野さんにHEAVENESEのDVDを届けに行きました。
菅野さんはとても気さくな方で「支援活動もいいけどよー、ただ遊びに来いってー。」と言ってくださいます。
(美味しいヒラメ食べさせるから、8月か9月にみんなでおいで。シェフにも言っときなーって。)
その後、スタッフのお祖父さん、お祖母さんのお家へ。
このおじいちゃん、おばあちゃんのおもてなしがスゴイ!
美味しすぎる夕飯をご馳走になり、お二人のあたたかい人柄に触れ、幸せを感じるひと時を過ごさせていただきました。
今回の会場になった浄土寺の前に広がるのは、大きなクレーン車やその他の重機が置かれ、
土を盛った山が一箇所あるような、だだっ広い復興途中の風景でした。
住職によると、高田町1.5km四方に土を盛り10m高くする計画があるらしいのですが、広大な土地に土を盛ったり、
その土を運ぶことが大変な作業でなかなか復興が進まないという話でした。
気が遠くなるほどの年月がかかることかもしれません。
いろいろと考えさせられる一日でした。
この働きは小さなものですが、長くながく人々の心に寄り添っていけるものであれたらいいな、なんて思いました。
12月も地域の方々に向け、浄土寺でイベントが行われるそうです。
その時には、今回召し上がっていけなかった方々にも行き渡るように、たくさんのスイーツを持っていきたいですね。
キックバックカフェも参加させていただきました。
早朝にも関わらず、到着した我々を、
会場に到着すると、モバイルキックバックを手伝うために、
いつか地元でカフェをやりたいと言っている彼は、浄土寺の住職、
その他にも来ている方から「タバコ屋のこうちゃんじゃない!」
住職の菅原さんご夫妻はお寺が被災し、
敷地内には 他県から来た浄土宗の支援団体の方々が、芋煮、おむすび、
淑徳大学の先生やボランティアの学生さんも、
11時から12時の説法が終わるとたくさんの方々が来てくださり
「もう無くなっちゃったのね。」「
余裕をもって用意して行った紙コップやコーヒーなども無くなってし
13時半から15時までの説法が終わり、
「
被災地に行って感じるのは、行く私たちの方が、
出会う方々は、みんな素敵な笑顔で迎えてくださるんです。
今も先が見えず、仮設住宅で不自由な生活を送っていたり、
人々の強さとあたたかさに触れて、
住職夫妻や浄土宗関係の方々に本当に良くしていただき、
菅野さんはとても気さくな方で「支援活動もいいけどよー、
(
その後、スタッフのお祖父さん、お祖母さんのお家へ。
このおじいちゃん、おばあちゃんのおもてなしがスゴイ!
美味しすぎる夕飯をご馳走になり、
今回の会場になった浄土寺の前に広がるのは、
住職によると、高田町1.
その土を運ぶことが大変な作業でなかなか復興が進まないという話
気が遠くなるほどの年月がかかることかもしれません。
いろいろと考えさせられる一日でした。
この働きは小さなものですが、
12月も地域の方々に向け、
その時には、