2013年6月22日(土)
陸前高田広田町旧水産高校跡仮設住宅の集会所で、約半年ぶりにモバイルキックバックカフェをオープンしました。
天気は快晴、気温は最適、空気は美味しいし、海がきれい!
自称「広田店の店長」のKさんと奥さまがいつものように照れくさそなうな笑顔で出迎えてくださり、
準備開始。
カフェ会場となる集会所では地元のおばあちゃん達が、手芸でふくろうの福ちゃんを製作中でした。
足を運んでくれた方々への感謝と「福が来るように」という願いを込めて手作りしてプレゼントされているのです。
この福ちゃん、色々な柄の布を組み合わせて出来ていて、一つ一つ色も表情も違います。
和柄や洋柄、さまざまあって、本当に可愛いんです。
実は前回来た時にもいただいていたのですが、
「今回はじめての人もいるでしょう。ほら。」と一人ひとつずついただきました。
ありがとうございます!
集会所の内装をカフェ風にアレンジし、椅子とテーブルを移動し、
コーヒーをおとして、スウィーツを並べ、準備OK。
今回は東京のキックバックカフェ(仙川本店)で大人気の「抹茶あんみつプリン」が目玉スウィーツ。
その他オリジナルクッキー、イチゴとチョコのしっとりケーキ、コーヒーなど、
素材にこだわった安心・安全のカフェスウィーツを用意。
オープンと同時に、顔馴染みの方々が次々にご来店。集会所がにぎやかになります。
「いつも来てくれてありがとう」
「かわらず支援してくれてありがとう」
沢山の方々からそんな言葉をいただきましたが、
この言葉は私達だけがいただいたのではなく、
変わらず東北の方々のことを心配し、
私達の活動を理解し、協力してくださる皆さんへの言葉でもあります。
この場を借りて私達からも感謝申し上げます。
友達になった地元女子中学生たちとK夫妻が片づけを手伝ってくれ、名残惜しくも、再会を約束して、仮設集会所を後にしました。
今回、モバイルキックバックカフェに初めて加わった仲間がいます。
国道45号線を走る車から見る夕暮れの陸前高田の風景は、
市役所、体育館、キャピタルホテルが解体され、
ブルドーザーが配置され、着々と地盤上げの埋め立て作業が進められ、以前の姿はありません。
これから何年もかけて、一帯の土地上げが計画されているそうです。
町があったはずの広い大地には、青々と雑草が茂り、白詰草が咲き乱れ、爽やかな香りがしました。
少しずつ変わっていく景色に複雑な思いを持ちながらも、遠く先には完成した「奇跡の一本松」が見える。
そして、もうすぐ七夕祭。
高田のみんなが熱くなるな...と想像しつつ、
「また来る!」と東京に向かいました。
(スタッフH 陸前高田出身 パテシエ)
陸前高田広田町旧水産高校跡仮設住宅の集会所で、
天気は快晴、気温は最適、空気は美味しいし、海がきれい!
自称「広田店の店長」のKさんと奥さまがいつものように照れくさそなうな笑顔で出迎えてくださり、
準備開始。
カフェ会場となる集会所では地元のおばあちゃん達が、
足を運んでくれた方々への感謝と「福が来るように」
この福ちゃん、色々な柄の布を組み合わせて出来ていて、
和柄や洋柄、さまざまあって、本当に可愛いんです。
実は前回来た時にもいただいていたのですが、
「今回はじめての人もいるでしょう。ほら。」
ありがとうございます!
集会所の内装をカフェ風にアレンジし、椅子とテーブルを移動し、
コーヒーをおとして、スウィーツを並べ、準備OK。
今回は東京のキックバックカフェ(仙川本店)で大人気の「
その他オリジナルクッキー、イチゴとチョコのしっとりケーキ、
素材にこだわった安心・安全のカフェスウィーツを用意。
オープンと同時に、顔馴染みの方々が次々にご来店。集会所がにぎやかになります。
「いつも来てくれてありがとう」
「かわらず支援してくれてありがとう」
沢山の方々からそんな言葉をいただきましたが、
この言葉は私達だけがいただいたのではなく、
変わらず東北の方々のことを心配し、
私達の活動を理解し、
この場を借りて私達からも感謝申し上げます。
友達になった地元女子中学生たちとK夫妻が片づけを手伝ってくれ
今回、モバイルキックバックカフェに初めて加わった仲間がいます。
陸前高田市出身の「KUMA」。
彼との出会いは2013年2月にキックバックカフェで実施された「陸前高田市市長・戸羽太トークライブ」でした。
彼自身、言葉に出来ない経験をしてきた一人です。
彼は故郷に戻り、近い将来、カフェをはじめる。
出会って何度目かに話した時、「どんなカフェにしたいか」という話題になりました。
「誰でも気楽に入れて
美味しいコーヒーと軽食があって、リラックスできて、
ライブができて、ギャラリーにもなり、ここから発信できる・・・
くつろげて、来れば人と話ができて、
ここが自分の場所だと思える・・・」
...彼の持っているイメージは、キックバックカフェが始まる時、抱いたイメージと同じで驚きました。
阪神淡路大震災をキッカケにスタートしたキックバックカフェと
東日本大震災をキッカケにカフェを始めようとするKUMA。
故郷を愛し、そこにある必要に応えようと心に決め、
奇しくも私達と同じ想いで「カフェ」をはじめようとするKUMAを
これからも応援していこうと思います。
がんばれ、KUMA!
彼との出会いは2013年2月にキックバックカフェで実施された
彼自身、言葉に出来ない経験をしてきた一人です。
彼は故郷に戻り、近い将来、カフェをはじめる。
出会って何度目かに話した時、「どんなカフェにしたいか」という話題になりました。
「誰でも気楽に入れて
美味しいコーヒーと軽食があって、リラックスできて、
ライブができて、ギャラリーにもなり、ここから発信できる・・・
くつろげて、来れば人と話ができて、
ここが自分の場所だと思える・・・」
...彼の持っているイメージは、キックバックカフェが始まる時、抱いたイメージと同じで驚きました。
阪神淡路大震災をキッカケにスタートしたキックバックカフェと
東日本大震災をキッカケにカフェを始めようとするKUMA。
故郷を愛し、そこにある必要に応えようと心に決め、
奇しくも私達と同じ想いで「カフェ」
これからも応援していこうと思います。
がんばれ、KUMA!
国道45号線を走る車から見る夕暮れの陸前高田の風景は、
市役所、体育館、キャピタルホテルが解体され、
ブルドーザーが配置され、
これから何年もかけて、
町があったはずの広い大地には、青々と雑草が茂り、
少しずつ変わっていく景色に複雑な思いを持ちながらも、遠く先には完成した「奇跡の一本松」が見える。
そして、もうすぐ七夕祭。
高田のみんなが熱くなるな...と想像しつつ、
「また来る!」と東京に向かいました。
(スタッフH 陸前高田出身 パテシエ)